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16.変形性膝関節症

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こんにちは。三鷹北口 みらさぽ整骨院です!

 

今日から膝について書いていきます。

まず膝の一回目は変形性膝関節症についてです。

膝関節は股関節、足関節とともに荷重関節と言われており、常に負荷がかかっている関節です。膝関節は平坦な場所に立っている場合でも体重の約3倍の負荷がかかると言われています。(階段の昇り降りでは7~8倍とも言われます。)

 

変形性膝関節症は膝に症状をお持ちの方の中でも多い疾患の一つです。

概ね40代以上の女性の方に多く、痛みや可動域制限を伴うのが主な症状です。

 

多くの関節がそうであるように、膝の関節も骨同士がぶつからないように、軟骨や半月板がクッションの役割をしています。しかし、何らかの理由によりこの軟骨がすり減ったり、半月板が年齢とともに徐々に弱ってきたり、またその損傷などで、骨同士の隙間が狭くなり、可動域の制限を伴います。やがてそれが進行すると軟骨や半月板といった軟部組織が、その本来の役割を果たせず、骨同士がぶつかることになります。

そうすると徐々に痛みも強くなり、進行していきます。そしてこの骨同士がぶつかる事での異音がしたり、その隙間に「骨棘」と呼ばれる骨の棘ができてしまい、より痛みも増していく、という状態になります。さらには通常の歩行など日常動作でも痛みを伴う場面もありますので、自然と痛みを避けるように関節を使うようになり、O脚やX脚などの見た目の上の変化もあらわれるようになります。

 

変形性膝関節症の主な原因としては老化や加齢による筋肉や靭帯の衰え、また柔軟性の低下です。それと日常生活における間違った使い方も代表的な原因です。

そのほかに肥満などの体重増加やホルモンバランスの乱れも原因となる場合があります。

 

 

「変形性」と呼ばれる疾患はこれ以外もそうですが、全て進行性です。

ですから放置したり、症状や状態にあった治療や施術ができていないと少しずつ悪化してしまいます。進行程度にもよりますが、病院を受診すると手術をしなければならないケースもあります。

もちろん反対に変形性膝関節症と診断された場合でも、正しい処置や治療をすることで痛みを軽減することが出来たり、またその進行を遅らせることもできます。みらさぽ整骨院ではそういった患者様も多く来院されておりますので、膝の痛みや症状でお悩みの方や変形性膝関節症と診断された方でも一度ご相談ください。

 

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