腰痛とは③ ぎっくり腰編
こんにちは。三鷹北口 みらさぽ整骨院です!
今日はぎっくり腰についてです。
急性腰痛症の一つで、痛みによって一定の動作だけができないとか、何もしなくても痛い、腰を曲げていないと歩けない、など本当にその程度は人により様々です。
そのようなとき実際に身体では何が起きているかというと、これもまた様々です。
腰痛の原因を分類した最近の統計によると、筋・筋膜性が18%、椎間関節性が22%、仙腸関節性6%、椎間板性13%、狭窄症11%、ヘルニアが7%で、検査したがよくわからないという非特異的なものが22%という研究結果もあります。(日本整形外科学会・日本腰痛学会2019)
このように様々な要因で起こりますが、腰痛が発生した急性期のものを総称して「ぎっくり腰」と言っている場合が多いかと思います。
このいわゆるぎっくり腰になり、来院される患者さんを診ていますと、無理な姿勢から重いものを持ち上げたり、日常的な疲労の蓄積、冷えや加齢による筋力の低下など、いろいろな悪条件が重なった結果、その症状が起きているという場合がほとんどです。また、その原因や問題は痛めている腰だけにある訳ではない、という事も多く見られます。
早めに来院し適切な施術を受けることができれば、当然痛みからも早めに回復することができます。
ただ、注意しなければならないのが再発です。
ぎっくり腰は一度なってしまうと、繰り返してしまうという特徴があるのも事実です。
これは痛みの除去だけを行い、その原因は残されたままの可能性が高いためであると考えています。その原因の多くは、その方の生活習慣や姿勢、スポーツのフォームや使い方の間違いや悪い癖などにより引き起こされている場合がほとんどです。
ぎっくり腰以外の症状や痛みでもそうですが、痛みや症状とは身体が発するアラームです。治療のスタートは、まずこのアラームを止めることを最優先にします。しかし、本来はこのアラームそのものが鳴らないようにしないと、いずれは再びアラームが鳴ることになります。
原因や問題を放置したままでいると、再発してしまう可能性が高いということです。
さらには自己流で何とかしようとしてかえって悪化させてしまい、痛みが長引いてしまったり、あるいは他のところも痛く感じたりする場合もあります。
腰が痛くなって動かしにくい、という状態になったら早めのご来院をおススメします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに☆