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17.半月板損傷

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こんにちは! 三鷹北口 みらさぽ整骨院です!

膝の2回目は半月板損傷についてです。

 

膝の関節内にある半月板がさまざまな要因により傷がついたり、切れてしまった状態を半月板損傷または断裂と言います。

半月板とは膝関節を構成する太ももの骨(大腿骨:だいたいこつ)とすねの骨(脛骨:けいこつ)の間にある軟骨組織です。膝の内側と外側に一つずつ存在し、三日月(C型)をしているので半月板と呼ばれています。この半月板は、関節にかかる荷重を分散させたり、関節の位置の安定性を保ち、膝関節の摩耗の防止と関節内の潤滑を補助し、滑らかに動けるようにする、というような役割を担っています。

 

この半月板損傷や断裂の原因としてはスポーツや交通事故などによる外傷性の損傷と、加齢によって半月板が傷つきやすくなったところに力が加わって起こる変性断裂(損傷)の大きく2つに分けられます。このうち外傷性の特にスポーツ中の損傷では、ジャンプの着地で膝に強い衝撃が加わったり、方向転換で膝が強くねじれたりした際に起こることが多く見られます。更に、ハードなスポーツでの強い衝撃により、いわゆる「不幸の3徴候」呼ばれる、半月板(内側半月板)と前十字靭帯・内側側副靭帯の同時の損傷では復帰までに年単位の期間を要する場合もあります。

 

次に変性断裂ですが半月板は加齢によって劣化します。おおむね40歳を超えると半月板に含まれる水分量が減少し、クッションとしての性能が急激に落ちます。そのため、特に高齢者の場合はささいなケガや転倒など、日常生活の動作でも半月板を損傷することがあります。また膝関節や半月板に常に荷重がかかり続けることで通常の位置より逸脱してしまったり、薄くなってしまうことも変性断裂につながると考えられています。

 

〇半月板損傷の主な症状は次のようなものがあります。

・膝の痛みや違和感(特に段差や動き始めなど)

・腫れや水がたまる(関節水腫)

・膝が引っかかる感じ(ロッキング症状)

・膝の曲げ伸ばしなど動かした際などで異音がする(クリック音)

 

 

〇半月板損傷の予後

初期の段階では軽い痛みしか感じないこともありますが、放置すると症状が悪化し、日常生活にも影響を及ぼします。

通常はケガをすると、血液によってケガを治す物質が運ばれてきて、損傷部位の治癒が促進されますが、半月板は血管が一部にしか存在せず、血流に乏しい組織であることから、自然治癒しづらい組織です。

 

 

〇ここが重要ポイント!

☆半月板損傷が変形性膝関節症へ進行する理由

半月板が損傷すると、クッションなどの本来の役割を果たせなくなり、膝関節の骨同士が直接こすれやすくなります。これが長期間続くと、関節軟骨がすり減り、最終的に変形性膝関節症へと進行してしまいます。特に、半月板の損傷が原因で変形性膝関節症へ移行した場合はその症状の進行が早い傾向にあります。

 

半月板損傷の症状や改善はもちろんですが、将来的に変形性膝関節症などの二次障害にならないためにも早期に治療を開始されることをおすすめします。

半月板損傷と診断された方やこれらの症状でお悩みの方などご相談ください。

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